2度にわたって軽くラックマウントサーバーについて語ってきました。
では今回は、実際に設置する際の注意点などを語っていきたいと思います。

まず、マウントするためのラックの規格から。
EIAとJIS、2つの規格があります。(EIAは幅19インチ=482.6mm JISは幅480mm)
とはいえ、サーバー用途となると、通常ほとんどの場合はEIA規格となるので、あまり気にする必要はないかと思われますが、念のため頭に入れておかれても良いかと思います。
取り付けネジのピッチに関しても、EIA規格ではユニバーサルピッチとワイドピッチが存在します。
ワイドピッチの場合、ネジ穴間隔が31.75mm-12.7mmの繰り返し。ユニバーサルピッチの場合、ネジ穴間隔が15.875mm-15.875mm-12.7mmの繰り返しとなります。

実際に設置する際の物理的な話。
1Uラックマウントサーバーの場合、ギリギリまで高さを切り詰めている現状もあり、種類の違うサーバーをマウントする場合に上下で金具や本体が干渉してしまう場合も耳にしたことはあります。とはいえ、自分はそのような状況に出会ったことはありませんが。
高さ、幅については規格として統一されていますが、奥行きについては特に規格はありません。規格化されていないということは、奥行き10mのラックマウントサーバーも作れてしまうのか?メリットがあるかどうかはさておき・・・
話はそれましたが、規格化されていないということは、実際に設置する場所のラックの奥行きと、サーバー自体の奥行き(ラックマウントの為のレールの長さ)を考慮する必要が出てきます。
実際、ラックの奥行きが足りず、サーバーをマウントする為のレールを設置出来なかったということもあります。
例えばデータセンターでラックを借りる場合、ラックの奥行きを考慮しておく必要はあります。

とりあえず今回は設置に関する物理的な問題について書かせていただきました。

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前回ラックマウントサーバーとは、どういうものかということについてゆるく語らせてもらいました。
ではラックマウントサーバーのメリットっていったい何なんでしょう?

それではまず、テトリスを思い出してください。
ハットリスのことは忘れてあげてください。

□□□□

□□
□□

ばかりが落ちてこれば比較的簡単に消してゆくことができますね。

ただ、そこに

□□
  □□

  □□
□□

が妙なタイミングで落ちてくると、ムカつくと思います。きっと。
いや、ムカつきます。

ラックマウントサーバーは、外形を規格化し、同じ形状にすることによって、効率的にラックに積み込めるようにしたものです。
例えばラックにタワー型サーバーなんかを入れた場合、どのようなことになるでしょうか?
「そもそも置けないよ。落っこちちゃうよ。」
っておっしゃる方。台板をひいてあると仮定してください。

ラックマウントサーバーであれば、サイズは規格に沿っているものなので、10Uであれば10台、20Uであれば20台マウントすることが出来ます。例えばそれだけの空間があったとしても、幅、高さともにまばらなタワー型サーバーの場合、どうしてもデッドスペースが出来てしまい、効率的にラックにマウントすることは出来ません。

テトリスで言うと

□□ □□
    □□□□

  □□
    □□
□□□□

な感じでしょうか。

ここまで読んでいただければわかるかと思いますが、ラックマウントサーバーのメリットとは、規格を統一することにより、いかに限られたスペースに効率よく収納するかということになります。

というわけで、今回はメリットについて語らせてもらいました。

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インターネットが普及した今となっては、皆さんもサーバーという言葉を一度は耳にされたこともあるかと思います。
一言でサーバーと言っても多種多様にあり、物理的形状や機能によってそれぞれ異なります。

とりあえず今回は物理的な話として、ラックマウントサーバーについてつらつら書いてみようかと思います。
とは言いましても、そのまんまの意味で「ラック」に「マウント」できる「サーバー」のことなのですが。

形状としては、幅約19インチで、1Uサイズのものになると高さが約45mmという、家庭にあるPCとは一風変わった平たいものとなります。
ちなみに2Uだと幅はそのままで、高さが倍になります。
冷却に関しては、基本的に前方から吸気し、そのまま背面へ排気する形となります。サーバーの中を風が通り抜けてゆくイメージです。
なので通常はラックマウントされるサーバーは同じ向きで並んでいることがほとんどです。
なお、1Uサイズのものとなると、当然使用できる冷却ファンは小口径のものとなり、冷却効率を稼ぐために高回転で回す必要が出てくるので、おしなべて騒音が大きいものが多いのが一般的です。

それでは収納するラックについて。
ラックは幅19インチの空間があり、高さはラックによって異なりますが、ラックマウントサーバーを何十台も効率よく収納できる構造になっていて、電源コンセントやラックによっては冷却効率を高めるために冷却ファンが付いているものもあります。
簡単に言うと、テトリスの □□□□ を一杯詰め込めるような感じです。但し隙間なく詰め込んでも消えません。
データセンターに行けばラックが並んでいる姿を見ることが出来ますが、ずらりと並んだその光景は壮観です。

とりあえず簡単にさわりの部分だけ書いてみましたが、もし機会があれば一度どのようなものか見てみるのもいいかもしれません。

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